サラサラ血液と水

血液をサラサラにするのに効果があるのが「水」です。

ドロドロ血液は、血液に含まれる水の量が不足していることも原因になります。 そこで血液をサラサラにするには、水分補給をすることも非常に重要ということになります。

心筋梗塞や脳梗塞の発作は、起床してから3、4時間の間に起こりやすいと言われます。 その大きな原因が、水分不足です。 眠っている間に汗をかいているので、起き抜けの体は特に水分が不足しています。

また朝は1日の活動を始めるために、血圧が上昇し始める時間帯でもあります。 そんな時に血液がドロドロに粘ついた状態だと、血栓ができて血管が詰まりやすくなり、発作を引き起こすもとになるのです。

ドロドロ血液で血管を詰まらせないようにするためには、起床してすぐにコップ1杯の水を飲む習慣をつけるのがいいそうです(bossいわく“いのちの水”) 睡眠中に失われる水分を補うために、就寝前にも水を飲むのも効果的きらきら

ただし、水をたくさん飲んだからといって血液成分が薄まってサラサラになるわけではないので、一般に、1日1500mlくらいの水分を水やお茶でとるとドロドロ血液を防ぐことができるといいます。

また、ドロドロ血液になると、全身に血液を循環させるために強い圧力が必要になり、そのために血圧が上昇します。 さらに、動脈硬化の進行を早め、血液の塊である血栓もできやすくなります。 動脈硬化が進み、血栓ができやすくなると、心筋梗塞や脳梗塞の原因にもなります。

血液をもとのサラサラの状態に戻すには、多すぎるコレステロールや中性脂肪の量を減らしてやることがイチバンです。 そのためには動物性脂肪を控えることやお酒を控える事が有効です。